顔のケガの主な原因は転倒、自動車事故、スポーツ外傷があります。
この領域のケガは肉体的損傷だけでなく精神的外傷も含まれます。
口腔顎顔面外科医は病院を中心とした最低4年間の外科的訓練を積んでおり、審美性や機能性の回復を目ざして軟組織(顔面裂傷)や顎顔面(鼻・頬骨・顎骨・眼窩)・口腔(口腔裂傷・逸脱歯、変位歯)の硬組織の修復をする独自のトレーニングを受けております。
顔の骨が骨折または複雑骨折している場合、他の骨折とほぼ同じ方法で治療されます。
体の他の骨とは異なり、石膏ギプスは頬骨に適用することはできませんが、ワイヤー結紮やミニプレートとスクリューの埋入によって骨をしっかりと保持することができます。
軟部組織裂傷は、縫合(縫い合わせ)により直ちに治療が行われます。